カニ釣り

メリーランドの特産の一つ、ブルーシェルクラブ。日本でいう渡りガニの一種が、簡単に釣れるというウワサを聞きつけた相棒と、早速釣りに行ってきました。
朝5時半に出発、チェサピークベイまで1時間弱のドライブで到着。
先着の釣り人が二人すでに釣り始めていました。

カニ釣りとはいっても、仕組みはいたって簡単。タコ糸の先に、鶏肉をしばり、海の中にたらすだけ。しばらくすると、カニが肉にかじりつく。そうすると、タコ糸がピーンと張るので、糸をゆっくりゆっくり引き上げ、海面近くに来たところを最後、網ですくい取る。

カニは意外とすばしっこく、網を見るとすばやく退散してしまうので、上手に掬わなければいけません。

2時間で、合計8−10匹くらいとったのですが、どれも規定の5インチには満たず(5インチ以下のものは禁漁なのです)、すべてリリース。夕飯の味噌汁には、ありつけませんでした(残念)。

もっと、バシバシ釣れてくれたら楽しかっただろうに、「こんなものかー」というのが、正直な感想。でも時間帯によっては、面白いくらいに釣れるらしいので、もう一度挑戦してもいいかな、と思います。

それにしても、カニって獰猛なのね。チキンにしがみついてるカニ、結構笑えました。

ちなみにこの写真。海に逃がしてあげようとしているのに、全然捕まえさせてくれず、両手をあげて威嚇ポーズのカニ君(笑)。結構笑えた。