オペラ Tosca をケネディーセンターに見に行ってきました。

人生、3度目のオペラです。
1回目:Rigoletto (ヴェルディケネディーセンター 2008年)
2回目:Magic Flute (モーツアルト、メトロポリタンオペラ 2010年)
3回目:Tosca (プッチーニケネディーセンター 2011年)

トスカを演じたソプラノの女性が本当に美しい声で、すっかり魅了されました。話のストーリーがとてもわかりやすく、一幕には笑わせる部分も多くあり、音楽以外の部分でも楽しめました。

オペラは悲劇が多く、特に最初に見たRigolettoは、「最終的に、権力のある悪者が笑い、弱く善良な人は不幸になる」という腹立たしいストーリーに、音楽は楽しんだものの、しっくりいかないものを感じたものでした。
今回のToscaも悲劇なのですが、嫌な奴も死に、トスカとその恋人も死ぬ。みーんな死ぬ。なので腹立たしいということはありませんでした。でも、みんな死ななくっていいじゃん、って思うのだけど。。。

個人的には、ストーリがハチャメチャでも、明るい雰囲気のMagic Fluteが一番です。悪い人までどこか憎みきれず、どうしようもない根性なしとかも、一生懸命にしているとハッピーになる。曲は美しいものから可愛らしいもの、楽しいものもあり、本当に元気にしてくれます。モーツアルト万歳!

次のオペラの予定は今のところありませんが、モーツアルトが良いな。