ラボミーティング

なーんと初のラボミーティングが今日でした。どうしてこんな時期にラボミーティングをするはめになったのか??きっかけは2週間前。ある女性が、うちのラボへのポスドクのアプライのためにインタビューにきたことがきっかけでした。本来ポスドクになるのって、インタビューというきちんとしたステップを踏むらしく、アプライにきた段階で、自分の仕事をプレゼンテーションし、ラボの他のポスドクの人全員とディスカッションをし、その人の人となりをじっくりと審査されてなるらしいんだわさ。なのに私は今のボスと最初にあったのはなんと7年前。その後も何度も会っていたこともあり、学会で発表するところもみてもらっていたし、ということで、インタビューのプロセスなく、あっけなくラボへ参加することになったのでした。
ところがところが、今回のことをきっかけにボスがそのことに「はた」と気づいてしまい、「そういえば君はみんなの前で自分のデータ話したことないよねえ。。。ラボミーティングで話すといいよ!」ということになってしまい、それが今日だったと言うわけです。
でも結果的にはラボミーティングをして、本当に良かったって思ってます。準備は大変だったし、英語もひどかったと思うんだけど、みんな一生懸命聞いてくれ、とても興味をもってもらえたようでした。最終的にはなんだかとっても楽しい気分でミーティングが終わり、良くわからずハッピーな気分になった自分がおかしかったです。

でも一番おかしかったのはボスの行動。
ラボミーティング前の金曜日に、「週末は楽しく過ごすんだよ!机やイスやいろんなものを買いなさい」って言うから、「ミーティングが気になって、準備しなきゃいけないから、ミーティングが終わってからにする」っていったら、言ったら、言ったら。。。そしたらねえ「僕が君に宿題を出そう!」ってすごく楽しそうな顔をして、ノートに何やら地図を描き始め、「ここに映画館があって、この辺には素敵なレストランがあるから、週末には映画を見て食事を楽しむべし。これ、宿題だからね!」だって。その後ネットで、何の映画がやってるかとかまで調べてくれました。本当にラボミーティングの準備をしないとやばかったんだけど、そこまでされると映画を見に行かざるを得なく、「Thank you for smoking」っていうベルギー人Fおすすめのコメディー映画を見てきました!10%くらいしか英語わからなかったんだけど、だいたいのストーリーを聞いてからいったので、結構笑えました。本当は、後ろの席に座っていた でかいアメ人のおっさんが最初から最後まで超気持ちよく笑ってくれたので、それが一番おかしかったです。

それにしてもこのボス、只者ではないよねえ。。。ロシア人のLにその話をしたら、「君のボスって素敵だろ?彼はクレイジーだからねえ。」だって。そんでもってL曰く、「ボスはクレイジーな人を嗅ぎわける能力の持ち主で、嗅ぎ分けられた人しか雇われないんだよ。君も僕もみんなクレイジー!」ってこれまた楽しそうに話してました。なんだかとってもうれしいようなおかしいような自分がいて、やっぱり私もクレイジーなんだろうか?ふーむ。。