仕事について

ここのところ、また仕事が立て込み、ペースが乱れ気味。
おそらく今度の金曜日にやってくる合同ミーティングが相当負担になっている模様。(<−なぜか客観視)ラボミーティング除いては、日本での最後の発表になるので、気合入れようって思っているのに、なかなかまとまりません。
実験はやればやるほど訳わからなくなるし、結局、「何が知りたかったのか」「何がしたかったのか」なんだかわからなくなってきてしまいました。今年の目標は「きちんと考えてから行動する」のはずなんだけど、早速やっちゃった、って感じです。
本来、研究って「知りたいこと」があって、「仮説をたてて」そして「実証する」。これが理想だと思うのだけど、実験しているうちに、これも面白そう、あれも面白そう、なんて横道にそれ、最終的に最初の目的とは違った方向を向いてしまうことがしばしば。で、いっぱい実験したんだけど、いざ発表するとなると、まとまった話にならずに、中途半端な話がいくつも出来てしまうことになるのです。わかっているはずなのに、いつも同じことの繰り返し。今一歩、進歩できずに足踏みしてる自分がなんだかもどかしいです。

まあ、今日こんなこと考えているのも単に準備が遅々として進まないことへの苛立ちと言い訳。わかってるんだよ、よーっく。どうにかやらなきゃ進まないこともね。もう少しやってみよう。

ところで、今日何かの雑誌を読んでいたら宇宙飛行士の向井千秋さんのだんなさん(まきおさん)の話がのっていました。一年に数日しか共に時を過ごせない二人なのに、お互いが強い絆と愛情で結ばれ、こんな夫婦の形もあるんだな、ってとっても素敵なことだと思いました。お互いが自分のやりたいことを精一杯やる、それをお互いが認め合う。やっぱりこれしかないよね。私も自分のやりたいことを自由に心ゆくまでやらせてくれる相棒に心の中でちょっと感謝したのでした。
そう、そうなんだから、やっぱりたかが発表。されど発表。もう少し準備に勤しむことにしよう。