Dinu Lipatti

Pygmaliusさんの素敵な計らいにより、Dinu LipattiのLast Recitalの演奏を楽しんでいます。1950年9月16日にフランスのブザンソン音楽祭でのライブ演奏です。
Dinu Lipatti:ホジキン病のために1950年12月に33歳で世を去ったルーマニアのピアニスト。自身も観客もこれが最後のコンサートだとわかった上でのコンサート。ピアノに対する愛情、音楽に対する情熱、一音一音大切に弾いている様子、息遣いまでも感じられそうな気がします。けして感傷的な理由だけではなく、とにかく良い。
バッハのパルティータにはじまりモーツアルトソナタK.310、シューベルト即興曲ショパンのワルツで〆。
間違いなく私のお気に入りのCDの一枚となりました。素敵な演奏との出会いはこの上ない喜びです。