結局通常通り・・・

アメリカ政府与野党による予算協議が合意に至らずに、政府機関閉鎖がいよいよ本格的になってきました。今日は朝から閉鎖された場合にどうしたらよいかミーティング。なにやら、ラボへは一切出入り禁止。リモートアクセスでの仕事も禁止。仕事で使ってるEmailも使っちゃダメ。学会も行く予定だったのなら中止。今実際行ってる人はどうするんだ?許可のおりたessential personだけは、許可のおりた仕事だけをしに、ラボへ行っても良いが、それ以外の仕事はしちゃだめ。etc.etc.etc.etc.etc.....

この4月からポジションが変わったばかりの私は、閉鎖前に新しいIDやら、いろんな書類の登録を済ませたほうが良いということになり、あちこちに回され大忙し。どうなるかと一日みんなそわそわ、そわそわ。結局仕事中にはどうなるかわからず帰宅。珍しく夜更かししてニュースを見ていると0時近くになって、ようやく「合意に至り、閉鎖回避」とのこと。

「閉鎖回避」されたのは良かったのだけど、閉鎖に向けてアホなディスカッションをし、準備をし、翻弄され、まったく余計な労力を使わされたという思いだけが残ります。「閉鎖」が起こっても怒りを買い、「閉鎖回避」されても怒りを買う。Lose-Loseのシチュエーションに、誰もが怒りを覚えてるのではないでしょうか。

と、一般論を書いて見ましたが、私個人的には、新しいIDとか書類の登録とか、面倒なことが一気に終わらせられて良かったかな。しかも閉鎖されたときにそなえて、論文のfigureをつくり直して、家で執筆できるように準備したから、これも先に進んで良かった気がする。これで本当に2日くらい閉鎖してくれていたら、念入りに家の掃除したかったし、じっくり論文を書く時間も確保できたし、と思うとちょっぴり残念な気もする。