The Dip by Seth Godin

研究者の仕事術で紹介されていたThe Dipを読みました。
基本的にはマーケティングに携わる人がターゲットの話ですが、それでも参考になるところは多々。
行き詰まりは誰でも経験するところだけど、それが”Dip”(break through前の困難な段階。でもゴールへ行くへは一番の近道)なのか、
それとも”Cal−de−Sac”(頑張ってもゴールはなし。あるのは転落)なのかを見極め、Dipであるならたとえ今大変でもStickし、Cal-de-Sacならさっさとやめろ。その分野でBestになれないならば、Stickする意味はなし。Bestになるのが何より大切。
とそういう話。
私は結構欲張りなので、ちょっとした好奇心で先を考えずにいろいろ実験をしかけてしまうので、それはちょっと考えなくてはいけないなと思いました。
そういうチョコチョコした実験が増えると、一番重要なことににかける時間がなくなってしまうものね。
でもそう思う一方で、何が一番重要で、大切なテーマかって、いろいろやった中から見つかるものだと思うから、いろいろやるのもポスドクとしては悪いことではないと思う。何がダメかって、結論を出さずにただズルズルと引き伸ばし、やめるのでもなく、やるのでもない状態の実験だと思う。そういうのも結構あるんだよね。思い切ってやめるか。